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営業車・社用車の管理、ドライバー任せで本当に大丈夫?課題と見直しポイント

営業車・社用車の管理、ドライバー任せで本当に大丈夫?課題と見直しポイント

社用車や営業車を何台か抱えている会社で、こんな状況はありませんか?

車検の時期はドライバーが自分で把握している。
日常点検も乗る人間に任せている。
事故や故障が起きたときの対応フローも、特に決まったルールはない。

そういう会社は、意外と多いものです。

普段は問題なく動いているように見えても、ひとたびトラブルが起きると
「どの車がどういう状態か誰も把握していなかった」
という事態になりやすいのが、ドライバー任せの車両管理の落とし穴です。

本記事では、社用車・営業車の管理を見直したい会社向けに、よくある課題と対策を整理します。

ドライバー任せの管理が引き起こす3つの問題

車検切れ・点検漏れが起きやすい

車検の満了日や法定点検の時期を各ドライバーの記憶と判断に委ねていると、人の入れ替わりや繁忙期のタイミングで抜け落ちることがあります。車検切れの状態で公道を走ると道路運送車両法違反となり、罰則だけでなく任意保険が適用されないリスクも生じます。

車検・点検の管理を属人化するリスクと、会社として管理体制を整える具体的な方法については、社用車の車検・点検をドライバー任せにする会社が陥るリスクで詳しく解説しています。

誰が何の車に乗っているか把握できなくなる

台数が増えるほど「この車の保険はいつ切れるか」「前回の点検から何キロ走ったか」といった情報が分散していきます。担当者が異動したり退職したりすると、引き継ぎができないまま情報が消えてしまうこともあります。

社用車の状態を会社として一元管理するための台帳の作り方は、社用車の管理台帳の作り方【中小企業向け・すぐ使えるテンプレート】にまとめています。台数が少ない会社でも、基本の枠組みを作っておくだけで管理の抜け漏れはぐっと減ります。

複数台になると管理の負荷が急増する

1〜2台のうちはなんとかなっていても、5台・10台と増えてくると同じやり方では追いつかなくなります。車両ごとに担当ドライバーが異なる状態で、点検・保険・車検をバラバラに管理しようとすると、どこかで必ず抜けが生じます。

複数台の社用車を会社として一括管理するための考え方と、整備先への窓口一本化という選択肢については、複数台の社用車・営業車を一括管理する方法とコストの考え方で解説しています。

見落とされがちな「法令上の義務」

社用車を一定台数以上保有する会社には、安全運転管理者の選任が法律で義務づけられています。乗用車であれば5台以上(自動二輪車は1台を0.5台として換算)から選任義務が発生しますが、「うちには関係ない」と思っていて実は対象だったというケースも少なくありません。

選任義務の基準や、違反した場合のリスクについては、安全運転管理者の選任義務とは?中小企業が知らずに違反しているケースで詳しくまとめています。

輸入車を社用車にしている場合は管理のコツが別にある

社用車に輸入車(外車)を選んでいる会社の場合、国産車と同じ感覚で管理しようとするとうまくいかないことがあります。部品の調達先や点検の頻度、対応できる整備工場の数が国産車とは異なるためです。

輸入車特有の管理上の注意点については、輸入車の社用車、国産車よりも点検・管理にコツが必要な理由で整備店の視点からまとめています。

管理体制の見直しは「何かが起きてから」では遅い

車両管理の問題は、普段は表に出てこないことがほとんどです。車検切れも、事故時の保険対応の不備も、問題が顕在化するのはトラブルが起きてからです。

まず自社の社用車について「台数と車検満了日を全部すぐに言えるか」「事故が起きたときに何をすればいいか全員が分かっているか」を確認してみることが、見直しの第一歩になります。

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